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2005年 08月 28日
自分がリウマチであること、リウマチのためにできないことを周りの人に話すか話さないかは、人それぞれだと思います。環境やその人の考え方やいろいろな要素が絡んできますから。私は、「まず話すタイプ」です。元々なんでも話してしまう性格だったので、自然とそうなりました。隠していること自体が面倒だと言うか。。。一つ言える事は、話してある程度理解してもらうと、かなり環境がよくなり働きやすくなったり、行動しやすくなったりするということです。
プールや身障者用駐車場の話はこれまでいろいろなサイトに書かせてもらいましたが、今回は職場の環境改善(笑)について少し書きます。こんな例もある、ということでなにかの参考になるといいな、と思って。 私の仕事はパートタイムの教師です。働く場は教室なんですが、この教室、未だに教壇などがある古いタイプの教室でした。教壇があり、立って話すような教卓があり・・・他の元気な教師は、そういう教室も全然問題がないのですが(当たり前か!)私には問題がありました。やりにくいなあと思いながらもしばらくはそんなに支障もないのでそのまま教えていたのですが、足根骨が傷んできて、足の扁平度も進み、立っている時間が長くなると足首や足の甲に痛みが出るようになりました。このまま続けていたら、足がやばいことになるかも・・・という気持ちでしたが、仕事をやめるという発想はぜんぜんしませんでした。なんだかんだありますがこの仕事は好きですし、生活もしていかなければならないし。 それで、環境改善(笑)に取り組むことにしました。職場の施設課と教務課に事情を話しに行き、教壇を撤去してもらいました。今の時代、教師が学生より高い位置に立って教えるという前時代的な教壇はない方がいい、という考えもありました。教壇があると、教室の中に段差ができて、うっかり後ろ向きに進んで踏み外そうものなら転倒(人工関節を入れていrので、転倒は怖いです)ということにもなりかねません。で、教壇は撤去。それから、教卓も立って話すように高いものなので教室の隅に移動。かわりに、学生と同じ机を置き、学生と同じ高さで座って教えるように教室を配置変え。そうすると、黒板に字を書くとき、立って歩いて黒板まで行かなければならないので、黒板のかわりに、移動式のホワイトボードを用意し、座ったままで板書ができるようにしてもらいました。 感激したのは、事情を話したら、施設課も教務課も嫌な顔一つしないですぐに動いてくれたことです。それから、一緒に教えている同僚達も「この方がずっといいね。楽だね!」と言ってくれました。教師によっては教壇があるほうがいいという人もいるのですが、その時には学生が教壇を動かしているみたいです。 この環境改善と、その頃に作った足底板の入ったリウマチ靴や、薬?のおかげで、今、足首や足の甲の痛みはなくなりました。言ってみると、周りの人は理解して動いてくれることも多いです。皆さんも、諦めたり遠慮したりする前に、当たって砕けろ精神で(爆)、ちょっとだけリウマチャー向き環境改善をやってみませんか? いつも思うのですが、身障者にやさしい環境は元気な人にも快適なんだなあ、と。
by borubokun11
| 2005-08-28 22:38
| リウマチャ―
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